こんにちは!かたふみです!


と思っている人が増えてきています。
今よりお金持ちになり、経済的自由に近づきたいのであれば”黄金の羽根”を知る必要があります。
今回紹介する「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」は、作家の橘 玲(たちばな あきら)氏の著書です。
お金の教養を身につける最適な良書です。
それでは、いってみましょう!
黄金の羽根を拾う
本書のタイトルになっている「黄金の羽根」の定義を先に紹介します。
「制度の歪みから構造的に発生する”幸運”」

”制度の歪み”って聞いてもなかなかイメージできないですよね^^;
”制度の歪み”というのは、”日本の社会の秘密”です。
”黄金の羽根を拾う”というのは、日本の社会の秘密を知り、制度の歪みを利用するということです。
秘密と言っても、本書にかかれていることは合法です。
詐欺とか犯罪ではないので、安心してください^^
詳しく知りたい場合は、本書を読んでみてください。
サラリーマンが金持ちになる方法は3つ
サラリーマンでお金持ちになる3つの方法がありますが、言葉にすると簡単です。
お金持ちの方程式
お金持ち=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
この方程式が成り立ちます。

単純なことですが、できないのでお金持ちに慣れないんですよね^^;
サラリーマンがお金持ちになるにはルールを知る必要があります。

ルールというのは、前述した”制度の歪み”ですね^^
お金持ちになるには3つの方法があります。
お金持ちになる3つの方法
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りを上げる
この3つは本書だけではなく、いろいろな金融本とFIRE本に書かれていることです。
本書ではサラリーマンでお金持ちになるためには次の3つの方法が紹介されています。
①年収を上げる
②ベンチャー企業に就職して、持株を購入したりストックオプションを取得する
③仕事を発注した業者からキャッシュバックを受け取る
この3つです。しかし、この3つは「誰でも」できるレベルではありません^^;
その理由を一つ一つお伝えします。
①年収を上げる
サラリーマンでお金持ちになるには王道です。
ですが、日本の制度では累進課税のため実質税負担が高くなります。

②ベンチャー企業に就職して、持株を購入したりストックオプションを取得する
ストックオプションとは、会社があらかじめ決めた価格で自社株を購入できる権利のことです。
株式はハイリスクハイリターンです。
ベンチャー企業もハイリスクハイリターンです。
事業が軌道に乗り株価が上がれば億万長者になり、軌道に乗れなかったら低賃金で長時間労働のまま身体を壊してしまうでしょう^^;

③仕事を発注した業者からキャッシュバックを受け取る
一昔前は当たり前のようにあったキャッシュバック(テレビ業界に多かったようです)ですが、今はコンプライアンスの関係で使えません。
違法なので使いたくありませんね^^;

個人」と「法人」、2つの人格を使いこなす
「個人」と「法人」を使いこなすって言われても何をすればいいかわからないですよね^^;
「個人」というのはサラリーマン、「法人」というのは自営業者とします。
この2つは税金を払うルールが違います。
簡単にまとめると次のようになります。
「個人」と「法人」
- サラリーマンの場合
給与総額から自動的に計算された所得額から税金が決まり、納税
- 自営業者の場合
収入と経費を自己申告した所得額から税金の額が決まり、納税

難しい言葉でてきたので、嫌になりますよね^^;
ですが、黄金の羽根を拾うため税金の勉強をしないといけません。

この違いについては、自動と自己申告でどれほどの影響を与えるか数字にしてみます。
同じ100万円の所得があって、50万円の消費した場合です。
自動と自己申告
- サラリーマンの場合
100万円(所得)×30%(所得税率)=30万円
100万円(所得)-30万円(所得税)=70万円
70万円(手取り)-50万円(消費)=20万円
残額20万円
- 自営業者の場合
100万円(収入)-50万円(消費=経費)=50万円
50万円(所得)×30%(所得税率)=15万円
50万円(所得)-15万円(所得税)=35万円
残額35万円
サラリーマンと自営業者で15万円の差が出てきました。

と思ってしまいますが、これが「個人」と「法人」のルールなんです。
これは"黄金の羽根"の一つです。
もっと知りたくなったらぜひ本書を読んでみてください^^
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」のまとめ
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」を紹介してきました^^
本書で紹介されているさまざまな”黄金の羽根の拾い方”はすべて完全に合法的に使えます。
本書を読めば日本という国の”秘密”を知ることになるでしょう。
著者が繰り返し伝えているのは、「経済的な視点から見て、私たちが生きている日本はどういう社会なのか」です。
いろんな”黄金の羽根”は読者の価値観で生きる方法を決めていくことです。
本書を読んでいろいろな”黄金の羽根の拾い方”から、自分の価値観に基づいて、どの”黄金の羽根”を使うか決めていきましょう^^

最後に本書の中にある好きなフレーズで締めたいと思います^^
『Don’t Walk on the Dark Side(ダークサイドを歩くな)』
それでは
Have a good reading life!