何歳になっても読書は大事だとよく聞きますが、
「本を読むメリットなんて本当にあるの?」
と疑問に思うことがありますよね。
結論から言うと、大人になってから読書を始めても遅くありません。
本を読むことで、これまで知らなかった知識や考え方に触れたり、自分とは違う価値観を知ったりできます。
また、仕事や勉強のためだけではなく、小説やライトノベルなどの物語を純粋に楽しむことも、読書の大きなメリットの一つだと私は考えています。
私自身、子どものころから熱心に本を読んでいたわけではありません。
社会人になってから「ゲーム以外にも趣味を作りたい」と思ったことをきっかけに読書を始め、それから10年以上、本を読む生活を続けています。
これまでビジネス書や経済・投資、自己啓発、小説、ライトノベルなど、いろいろなジャンルの本を読んできました。
ただし、本を読めば自動的に年収が上がったり、仕事ができるようになったりするわけではありません。
それでも、本から得た知識や新しい視点が、仕事や日常生活を考えるヒントになることはあります。
仕事や家事、育児でまとまった読書時間が取れない人でも、短い時間を積み重ねながら読書を続ける方法はあります。
この記事では、大人や社会人が本を読むことでどのようなメリットがあるのか、私自身の読書経験も交えながら解説します。
「大人になってから読書を始めても意味があるのかな?」と感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 大人・社会人が本を読むことで得られる主なメリット
- 大人になってから読書を始めても遅くない理由
- 読書と年収・仕事の能力を単純に結びつけられない理由
- 忙しい大人でも短い時間を積み重ねて読書を続ける考え方
大人になってから本を読んでも意味はある?
大人になってから読書を始めても、遅いということはありません。
私自身も子どものころから熱心な読書家だったわけではなく、社会人になってから本を読むようになりました。
それから10年以上続けていますが、読む目的は本によって変わります。
仕事に活かせそうな考え方を知りたいときもあれば、純粋に物語の続きを楽しみたくて読むこともあります。
読書というと、
「子どものころから本を読んでいる人のほうがいいのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、すべての読書を「勉強」や「自己成長」につなげる必要はないと私は思っています。
好きな小説を楽しんだり、自分の知らなかった世界を知ったりするだけでも、本を読む理由としては十分ではないでしょうか。
大人になってから読書を始める場合も、最初から難しい本を何冊も読む必要はありません。
まずは自分が「ちょっと読んでみたい」と思える本に触れるところから始めてみてください。
大人・社会人が本を読む主なメリット
本を読むことで得られるメリットは一つではありません。
仕事に活かせる知識を得ることもあれば、普段の生活では触れない考え方を知ったり、小説の世界を楽しんだりすることもできます。
大人や社会人が本を読む主なメリットとして、次のようなものがあります。
大人が本を読む主なメリット
- 知識や新しい考え方に触れられる
- 言葉や表現に触れる機会が増える
- 自分とは違う視点や価値観を知ることができる
- 仕事や日常生活を考えるヒントが得られる
- 趣味として物語や読書そのものを楽しめる
知識や新しい考え方に触れられる
本を読む大きなメリットの一つは、自分がこれまで知らなかった知識や考え方に触れられることです。
仕事に関係する専門書やビジネス書であれば、自分の仕事に必要な知識を学ぶきっかけになります。
経済や投資、歴史などの本を読めば、自分が普段あまり触れていない分野について知ることもできます。
私自身、本について著名人や、現在は直接話を聞くことができない過去の人物の知識・経験を、比較的少ない費用で知ることができる媒体だと考えています。
もちろん、本に書かれている内容がすべて正しいとは限りません。
それでも、自分が知りたいテーマについて考える材料を得る手段として、本は使いやすい媒体の一つです。
言葉や表現に触れる機会が増える
読書をしていると、普段の会話では使わない言葉や表現に触れる機会があります。
知らなかった言葉が出てきたり、「こんな言い方があるんだ」と思ったりすることもありますよね。
文章を読む中で新しい単語や表現に繰り返し触れることは、言葉を覚えるきっかけになります。
ただし、本を読めば誰でも自動的に語彙力やコミュニケーション能力が大きく向上する、とまでは言えません。
読書は、あくまで多くの言葉や表現に触れる方法の一つとして考えておくとよいでしょう。
自分とは違う視点や価値観を知ることができる
本を読むと、自分とは異なる考え方や価値観に触れることができます。
ビジネス書や自己啓発書だけではなく、小説でも同じです。
登場人物がどのように考え、なぜその行動を選んだのかを追いながら読むことで、自分では経験していない立場から物事を見るきっかけになります。
また、行ったことのない国や文化、過去の時代について書かれた本を読むことで、普段の生活だけでは知ることができない世界に触れることもできます。
読書をしただけで考え方が必ず変わるわけではありませんが、
「自分ならどうするだろう?」
と考える材料が増えることは、読書の面白さの一つです。
仕事や日常生活を考えるヒントが得られる
社会人であれば、仕事に関連した本を読むことで、現在抱えている問題を考えるヒントが見つかることがあります。
例えば、仕事の進め方や時間管理、コミュニケーションについて書かれた本を読んで、「これは自分の仕事でも試せそうだ」と思う方法が見つかることもあります。
私の場合、紙の本なら気になった文章に線を引いたり、電子書籍なら後から確認できるように気になった箇所を残したりすることがあります。
ただ、本を読んだだけで仕事ができるようになるわけではありません。
本から得た知識や考え方の中から、自分に合うものを実際の仕事や生活で試してみて、初めて役立つ場合もあります。
大切なのは、読書そのものを成果にするのではなく、自分に必要な部分だけを取り入れることです。
趣味として物語や読書そのものを楽しめる
本を読むメリットは、仕事や勉強に役立つことだけではありません。
好きな小説を読んで物語の世界にひたったり、ライトノベルを読んで続きを楽しみにしたりすることも読書の楽しみ方です。
私自身もビジネス書や経済・投資の本だけではなく、小説やライトノベルを読んでいます。
特にライトノベルの『狼と香辛料』は好きな作品の一つです。
すべての本を、
- 「仕事に役立てなければ」
- 「自分を成長させなければ」
と考えて読む必要はないと思っています。
面白いから読む、続きが気になるから読むという楽しみ方でも十分です。
読書を長く続けるためには、こうした純粋に楽しめる本を選ぶことも大切ではないでしょうか。
読書をすれば年収や仕事の能力が上がるとは限らない
読書にはさまざまなメリットがありますが、
本を読めば年収が上がる、仕事ができるようになる、と単純に考えるのはおすすめできません。
読書量が多い人ほど年収が高い傾向を示す調査があったとしても、「読書をしたから年収が上がった」とまでは言い切れないからです。
もともとの職業や学歴、年齢、働き方、生活環境など、年収にはさまざまな要因が関係します。
また、本から知識を得ても、その内容を自分の仕事や生活で活かせるかどうかは人によって違います。
例えば、仕事に関する本を読んで新しい考え方を知ったとしても、実際に試したり、自分の状況に合わせて使ったりしなければ、読んだだけで仕事の成果が変わるとは限りません。
私自身も、読書をすれば必ず収入が増えるとは考えていません。
本を読むことで、
- 知らなかった知識を得る
- 自分とは違う考え方を知る
- 仕事や生活を見直すきっかけを得る
といったことはありますが、その先でどう行動するかは自分次第です。
「年収を上げるために本を読まなければ」と考えるよりも、
「自分が知りたいことを学ぶ」
「仕事で困っていることを考える材料にする」
「純粋に読みたい本を楽しむ」
といった使い方のほうが、読書を続けやすいと思います。
なお、読書習慣と年収や、どのようなジャンルの本を読む人が多いのかについて詳しく知りたい方は、年収と読書ジャンルの違いについて解説した記事でまとめています。
大人になってからでも読書は続けられる?
大人になってから読書を始めようと思っても、
「仕事や家事で時間がない」
「まとまった時間が取れないから続かなそう」
と感じることがありますよね。
私自身も、毎日まとまった読書時間を確保できているわけではありません。
それでも、短い時間を積み重ねながら読み続けた本があります。
私は2022年に、ライトノベル『狼と香辛料』1〜17巻を収録したKindle合本版を購入しました。

Kindleで購入した『狼と香辛料』1〜17巻収録の合本版。2022年に購入し、少しずつ読み進めました。
読む時間は、子どもが寝てから自分が寝るまでの5〜10分ほどです。
一気に読み進めたわけではなく、「今日は少しだけ読もう」という感じで少しずつ読み続け、約4年半かけて1〜17巻を読破しました。

『狼と香辛料』を読了後にAmazonへ投稿したレビュー。約4年半かけて少しずつ読み続けた体験を書いています。
マンガやアニメですでにストーリーを知っていた作品でしたが、文字で読むとまた違った楽しさがありました。
また、「続きが読みたい」と思える作品だったからこそ、短い時間でも読み続けられたのだと思います。
もちろん、毎日5〜10分読めば誰でも読書習慣が身につくというわけではありません。
ただ、私の場合はまとまった時間が取れなくても、短い時間を積み重ねることで長い作品を最後まで読むことができました。
読書を始めるときに、
- 「毎日30分読まなければ」
- 「月に何冊も読まなければ」
と考える必要はありません。
まずは数ページだけでも、自分が続きを読みたいと思える本を開いてみる方法があります。
読書のメリットを活かすための読み方について詳しく知りたい方は、読書を効果的にする読み方も参考にしてみてください。
メリットが分かったら「何を読むか」「どう読むか」へ
ここまで、大人や社会人が本を読むメリットについて解説してきました。
読書を始めてみようと思ったときに、次に迷いやすいのが、
「何を読めばいいの?」
ということではないでしょうか。
仕事に役立つ本を読みたい人もいれば、小説やライトノベルなど、純粋に楽しめる本から始めたい人もいます。
最初から難しい本や、世間で「読むべき」と言われている本を無理に選ぶ必要はありません。
自分が興味を持てるジャンルから選んだほうが、読み進めやすいと思います。
社会人としてどのようなジャンルの本を選べばよいか迷っている方は、社会人におすすめする読書ジャンルについて解説した記事も参考にしてみてください。
また、読書のメリットを知ったあとに大切なのは、読んだ冊数を増やすことだけではありません。
自分の目的に合った本を、自分に合ったペースで読むことが大切です。
仕事や勉強のために読むことも、好きな物語を楽しむことも、どちらも読書です。
まずは、「これなら読んでみたい」と思える一冊から始めてみてください。
まとめ:大人になってからでも読書を始める意味はある
大人や社会人が本を読むことで、知らなかった知識や考え方に触れたり、自分とは違う視点や価値観を知ったりできます。
仕事や日常生活を考えるヒントになることもあれば、小説やライトノベルなどの物語を純粋に楽しむこともできます。
一方で、本を読めば必ず年収が上がったり、仕事ができるようになったりするわけではありません。
すべての本を勉強や自己成長のために読む必要もないと私は思っています。
私自身、社会人になってから読書を始め、それから10年以上続けてきました。
まとまった時間が取れない時期でも、寝る前の5〜10分ほどを積み重ねながら長編作品を読み切った経験があります。
「大人になってからでは遅いのでは?」
「忙しくて時間が取れない」
と感じている人も、最初からたくさん読む必要はありません。
まずは自分が興味を持った本を、読める時間に少しずつ楽しんでみてください。
自分に合う本が見つかれば、読書が新しい趣味の一つになるかもしれません。