こんにちは!かたふみです!
今回は「ほったらかし投資術」を紹介したいと思います。

しかし、老後の資金を蓄えたいと考えているものの、いざ投資に足を踏み入れるのは少し不安と感じる人も多いでしょう。
そんな方にぴったりなのが、今回紹介する「ほったらかし投資術」です。
この記事では、著者の山崎元氏と水瀬ケンイチ氏が提案するこのインデックス運用の手法は、株式やファンドを活用したNISAの始め方を初心者にも優しく解説しています。
「全面改訂 第3版 ほったらかし投資術」とは
2022年3月に発刊された『ほったらかし投資術』の全面改訂版は、資産増加の方法をシンプルに学べる内容が詰まっています。
山崎元氏と水瀬ケンイチ氏がインデックス運用の利点を伝え、初心者でも手軽に資産形成に乗り出せるよう工夫されています。
特に長期の視点で株式市場の変動に左右されず、毎月少しずつ積み立てることで成果が見やすいのが魅力です。
7年ぶりの改訂で、「一本買うだけでOK」というキャッチコピーも心に響きます。
NISA制度を活用すれば、手軽に始められるので忙しい方にもおすすめです。
【感想・ネタバレ】第3版 ほったらかし投資術のレビュー
『第3版 ほったらかし投資術』は、本のタイトルにもなっているよう、ある一つのファンドを積立設定をして、あとは何もしなくてもよい(ほったらかし)と、投資の最適解を示してくれている本です。
特にインデックス運用についての分かりやすい解説があり、投資初心者の方の不安を払拭してくれます。
投資する際には、自分のリスク許容度を考慮したファンドや株式の選択が大切です。
投資初心者はコツコツと積み立てを続け、長期運用を目指すだけというのは安心ですね。

自分らしく資産を築く!ほったらかし投資の魅力
人生100年時代を迎えた中で、老後に必要な資金として2,000万円を準備する方法に「ほったらかし投資術」があります。
これが注目されている理由は、例えばお金持ちでなくてもインデックスファンドを定期的に購入し、長期的に保有するだけで資産を増やせる可能性があるからです。
最初は少しの学習が必要ですが、家事や仕事と両立しやすく、景気が悪化しても売らずに持ち続けることが重要です。
最終的に、世界市場の成長を享受しながら利益を実感する人も多数います。
自分のリスクを理解し、毎月少しずつ積み立てることで、初心者にも始めやすいのです。
長期運用で安心!感情に囚われないインデックス投資法
インデックス投資で資産を増やすためには、長期的な視点を持ち、感情に左右されない冷静さが求められます。
著者が強調するのは、合理性を保ち、行動経済学の落とし穴から抜け出すことです。
感情に支配されると、最適でない投資商品を選んでしまうことがあります。
そこで、自分の心理を理解し、ほったらかし投資を成功させる心構えを持つことが重要です。
初心者でも取り組めるNISA!リスク分散で賢く投資
初心者にも優しいNISAを活用したリスク分散術では、特にバランスファンドの扱いに注意が必要です。
山崎氏は、全てを均等に配分する考え方が実際の運用状況と相違する可能性があると指摘しています。
自身のリスク許容度をしっかりと見極め、株式やファンドを選ぶことが、より合理的な選択になります。
労力を最低限に!自分で運用するための基本知識
投資にかける時間を最小限に抑えたい方にとって、ほったらかし投資は最適です。
通常、金融商品の選択や値動きの追跡には多くの時間が必要ですが、この方法では月々の積立設定だけで済み、相場を常に監視する必要はほとんどありません。
市場変動に強く、長期的に資産を増やせます。自由な時間を確保するため、自分で運用する際はインデックスファンドなどのコストを抑えた商品を選び、継続的な積立を行えば、労力を軽減しつつ資産形成を進められます。
ネット証券のメリットを最大限に活用しよう
ネット証券を活用すると、投資の手数料を抑えて、簡単に取引ができます。
投資ってどうやって始めればいいの?と疑問に思う人がいると思いますが、本著ではネット証券をおすすめしています。

しかも、場合によってはポイント還元も受けられるのでお得です。
株式やファンドの情報をいつでもチェックできるのも大きなメリット。
タイミングを逃さずに注文できます。

リスク管理と貯蓄の秘訣
感情に左右されずに毎月積立を続けることが大切です。
どうやって感情をコントロールするの?と疑問に思うと思いますが、著者たちは、サンクコストやアンカリングといった心理的な罠を理解する重要性を説明しています。
サンクコストとは、簡単に言うと「もう戻ってこないお金や時間」のこと。アンカリングは、「最初に聞いた数字や情報が、その後の考え方や判断に影響を与えること」です。
市場が不安定で株価が下がると焦りがちですが、長期的に運用を続けることで資産を守れます。
自分のリスク許容度を知って、こつこつ積み立てるとメンタルも安心です。

まとめ
『ほったらかし投資術 第3版』は、お金の知識を楽しく学べる両学長のリベラルアーツ大学でも紹介されるインデックスファンドの運用と共通する内容が多いです。
私は5年ほど前から株やファンドを積み立てています。世界的健康危機に襲われた2020年の大きな市場下落時にも粘り強く購入し続けたおかげで、今はプラスに転じています。
証券口座を見ると、増えている資産に喜びを感じますが、たまに評価損が出ることもあります。
長期的に続けると資産が成長する可能性が高いと実感しました。
まだ始めていない方には、NISAを活用して投資を始めることをおすすめします。
書店やAmazonでこの本を購入すると、手数料の低い商品を選ぶ重要性や、市況に左右されない運用方法が理解できます。
私にとって、この本で既に知っていたことを再確認できたのが大きな収穫でした。
読んでみたいけど、時間がないって人が多いんですが、そんなときは聴く読書「Audible(オーディブル)」がおすすめです。
今回紹介した「ほったらかし投資術」は、Audible(オーディブル)でも販売しています。
初回登録後30日間は無料でサービスを使えますので、気軽にお試し感覚で体験してみてください。
それでは
Have a good reading life!