こんにちは!かたふみです!
勉強は学生だけで終わりと考えている人が多いですが、社会人になってからのほうが勉強が大切になってきます。
- 昇給に必要な資格
- 仕事で新しいツールを使う
など、いろいろな知識が必要です。
社会人が勉強するとしたら「独学」になります。
「独学」と聞くと


など、感じる人がいます。
そんなあなたに今回紹介する本「東大教授が教える独学勉強法」はオススメです。
本書では、「独学が難しい」や「勉強に苦手意識を持つ人がいる」理由について「日本の学校では学び方を教えてくれない」と伝えています。
気になった方は、ぜひ読んでいただきたい本になります^^
それでは、いってみましょう!
社会人は自ら学んで、自分で考える
まずお伝えしたいことは、独学で得られるのは知識だけではなく自己判断力も身につくということです。
自分で判断できなくて、他人に頼ってしまうことってありませんか?
ぼくは他人に頼ることについて全く悪いことではないと思います。
ですが、日本では「自己判断」できる人が仕事ができる人と思われています。
仕事のすべてを自己判断するというのは違いますが、ある程度は自己判断したいと思いますよね^^;
そこで、自己判断力を高めるために「独学」をしましょう。

と思いますよね。
理由としては、「独学」そのものにあります。
独学とは、学校や〇〇スクールなどに行かずに1人で勉強し、いつまでに、どこまで勉強するかを自分で決めないといけないからです。


など、様々な意見があると思います。
ですが、学校やスクールでは「答えのある問題の解き方」は教えてもらえますが、「答えのない問題の考え方」は教えてくれません。
魚は与えてもらっても、魚の釣り方を知らないと生きていけません。
社会人は仕事を進める中で、自ら学び、自分で考え、自分で判断するタイミングが多くあります。
独学をしながら、自分の中で考えて、自分で判断することを繰り返すことで、知識だけではなく自己判断力も身につくということです^^
独学のメリット
独学のメリットは、「他人の目など気にせず、自分が理解できるまで自由に勉強できる」ことです。
こんなこと思ったことありませんか?


筆者は「人によって理解のスピードに差がある」と伝えています。
自分の得意分野と不得意分野があるので、興味があるか、興味がないかは人それぞれ感じ方があります。
学校では一人一人に合わせた教え方ではなく、カリキュラムに沿って教えます。
そのため勉強についていけない生徒がいても、突き進めるしかないんです^^;
独学であれば、他の人に合わせることもなくてもいいですし、自分のペースで勉強できます。
参考書や教科書など、自分の好きな教材を選ぶことができるので安心ですね^^
勉強を始める前にやること
本書では、独学の勉強を始める前にやることも教えてくれています。
それは、「自分に合う勉強のコツを探しながら、学びの姿勢をつくる」ことです^^
本書では「独学は長距離走やマラソンのようなもので、しっかり準備運動や助走期間が必要」と伝えています。

独学で必要な準備運動としては「自分に合った勉強のコツ」を探すことです。
勉強のコツというのは、自分の頭に入りやすい勉強の仕方のことです。
勉強のコツの探し方は以下の方法です。
勉強のコツの探し方
- 評価の高い本や参考書を買う
- 最初の10ページ読んで見る
- 自分に合わなかったら読むのをやめる
これを続けることで、自分に合った本やテキストを探すことができます。

と、驚きますよね^^;
筆者は「買った本のうち3割使えればOK」と伝えています。
評価が高い参考書だったとしても、読んでみて理解できなかったら勉強のモチベーションが下がり勉強が続きません^^;
自分に合った本を見つけることが、独学を始める第一歩です^^

人に伝えることでさらに深まる
本書では「学びの成果をアウトプットすることで、自分の理解度がわかる」と伝えています。
この学びの成果をアウトプットするときも、工夫することで理解度も深まっていきます。
それは、「中学の先生になりきり自分の理解度を深める」ということです。

と思いますよね^^;
学びの成果をアウトプットするときは、必ず文章にしてSNSやブログ等で第三者に伝えるようにしてみましょう。
さらに文章で書くときは、「自分の言葉で書く」ことを大切にしてください。

参考書に書かれている文章をそのままノートやメモ帳に書くのではなく、できるだけ自分の考えた文章で書こうってことです。
自分の文章にするときは、専門用語などをできるかぎり使用しないようにわかりやすい文章にすることが大切なんです。
本書では「中学生や何も知らないお母さんにも理解できるように書きましょう」とアドバイスされています。

と疑問に思いますが、ちゃんと理由があります。
難解な内容を難解な内容のまま文章で説明するのは簡単です。
ですが、この状態では自分がちゃんと理解できているか把握できません。
中学生に教えることが想像できない場合は、会社の後輩や新卒に教えるように文章にしてみましょう^^
新卒の子が理解できるほどの説明ができれば、自分の理解度もわかります。
文章にしてみて、説明しにくいところは自分の理解度が足りないところです。
自分の理解度を深めるためにも、学びの成果をアウトプットしてみましょう^^
「東大教授が教える独学勉強法」のまとめ
「東大教授が教える独学勉強法」を紹介してきました^^
本書が教えてくれる「独学」という学び方は日本の教育の仕方とは違う勉強法なので、最初は困惑するかもしれません^^;
ですが、独学勉強法の最大のメリットは自分のペースで、焦らず少しずつ進められることです。
うまく行かなかったら、引き返すこともできます^^
学び方は人によってタイプが違いますし、理解するスピードも違います。
自分が理解できるまで勉強し、可能な限り学びの成果をアウトプットする環境を作っていきましょう!
最後に本書の中にある好きなフレーズで締めたいと思います^^
『独学というのは、ある意味では、新しい未来の扉を開いてくれるカギ』
それでは
Have a good reading life!