ストレス解消や気分転換の方法として「読書」を挙げる人もいますが、「小説ではなく漫画でもいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
結論から言えば、漫画でも好きな作品に集中したり、物語の世界を楽しんだりすることで、日常の気分転換につながることがあります。
ただし、漫画を読めばストレスの原因そのものが解決するわけではありません。
また、読書全般を対象にした研究結果があったとしても、それをそのまま「漫画にも同じ効果がある」と考えることはできません。
本を読むのは苦手でも、漫画なら無理なく読める人もいるでしょう。
今回の記事では、漫画が気分転換になりやすい理由や、小説との使い分け、気分に合った漫画の選び方、読みすぎて逆に疲れないための注意点について解説いたします。
漫画を読むことでもストレス解消・気分転換になる?
漫画を読むことでも、好きな作品に集中したり、物語の世界を楽しんだりすることで、日常の気分転換につながることがあります。
仕事や家事などで嫌なことがあったときでも、漫画を読んでいる間は別のことへ意識を向けやすくなります。
また、本を読むことに抵抗がある人や、疲れていて長い文章を読む気力がない人でも、漫画なら読みやすい場合があります。
漫画は絵とセリフの両方でストーリーや登場人物の心情が表現されるため、文章だけの本より物語へ入りやすいと感じる人もいるでしょう。
ただし、ここでいう「ストレス解消」は、主に気分転換したり、リラックスしたり、一時的に嫌なことから意識を切り替えたりすることです。
漫画を読むだけで、
- 仕事上の問題
- 人間関係の悩み
- 睡眠不足
- 生活環境の問題
など、ストレスの原因そのものが解決するわけではありません。
そのため、「ストレスをなくすために漫画を読まなければ」と考える必要はありません。
自分が好きな漫画を楽しみ、「少し気分が変わった」「ゆっくりできた」と感じられるのであれば、日常の気分転換の一つとして取り入れてみるとよいでしょう。
漫画が気分転換になりやすい理由
漫画が気分転換になりやすい理由の一つは、絵とセリフの両方から物語を楽しめることです。
文章だけの本では、自分で場面や登場人物の姿を想像しながら読み進めます。
一方で漫画は、登場人物の表情や風景、動きなどが絵で描かれているため、疲れているときでも物語へ入りやすいと感じる人もいるでしょう。
また、漫画には次のような楽しみ方があります。
- 好きな作品やキャラクターに集中できる
- 短い時間でも少しずつ読み進めやすい
- コメディ作品などを読んで笑うことができる
- 登場人物に感情移入して物語を楽しめる
- 現実とは違う世界観へ意識を向けられる
仕事や家事などで頭の中がいっぱいになっているときでも、漫画を読んでいる間だけ別の物語へ意識を向けられることがあります。
いわゆる「現実逃避」のように感じるかもしれませんが、嫌なことを永遠に避け続けるのではなく、一度気持ちを切り替えるために好きな漫画を楽しむのであれば、気分転換の一つとして考えてよいでしょう。
また、「続きが読みたい」と思える作品があれば、仕事や家事が終わったあとの小さな楽しみにもなります。
大切なのは、「ストレス解消のために漫画を読まなければ」と義務にすることではありません。
自分が純粋に楽しめる作品を、無理のない範囲で読むことをおすすめします。
読書のストレス解消効果は漫画にも当てはまる?
読書には気分転換やリラックスにつながるという研究がありますが、ここで注意したいのは、読書全般を対象にした研究結果を、そのまま漫画にも当てはめることはできないという点です。
「読書でストレスが軽減された」という結果があったとしても、それだけで「漫画を読んでも同じ割合でストレスが軽減される」とは言えません。
そのため、「漫画を○分読めばストレスが○%減る」といった形で考えるよりも、漫画については、
- 好きな作品に集中できる
- 嫌なことから一時的に意識を切り替えられる
- 笑ったり感情移入したりして気分を変えられる
- 自分だけの時間を作ってゆっくりできる
といった日常的な気分転換としての役割を考えるほうが分かりやすいでしょう。
私自身も読書を10年以上続けていますが、すべての本を勉強や知識を得るためだけに読む必要はないと考えています。
小説や漫画のように、純粋に物語を楽しむ時間にも価値があります。
今回重要なのは、「漫画が読書に入るか」という定義ではなく、自分が漫画を読んで気持ちを切り替えられるか、楽しめるかです。
なお、漫画に限らず、読書全般とストレス解消の関係について詳しく知りたい方は、以下の記事で解説しています。
疲れているときは小説より漫画が読みやすいこともある
仕事や家事で疲れているときは、「本を読みたいけど、長い文章を読む集中力がない」と感じることもあります。
そのようなときは、小説より漫画のほうが読みやすい場合があります。
漫画は、文章だけでなく絵からも場面や登場人物の感情を読み取れるため、長い文章を追い続けなくても物語を楽しみやすいからです。
また、1話だけ、数ページだけと短い時間でも区切って読みやすいため、「少しだけ気分転換したい」というときにも向いています。
ただし、漫画のほうが小説よりストレス解消に優れているという意味ではありません。
例えば、
- 疲れていて長い文章を読む集中力がないとき:漫画のほうが読みやすい場合がある
- じっくり物語の世界に入り込みたいとき:小説のほうが楽しめる場合もある
といったように、その日の疲れ方や気分によって使い分けるとよいでしょう。
「ストレス解消のためには小説を読まなければいけない」と無理をする必要はありません。
疲れている日は漫画、時間と気持ちに余裕がある日は小説というように、自分が無理なく楽しめる読み方を選ぶことが大切です。
気分に合わせて漫画のジャンルを選ぶ
気分転換のために漫画を読むなら、自分の興味や、そのときの気分に合った物語を選ぶことが大切です。
幸い、漫画のジャンルは多岐に渡ります。
「ストレス解消にはこのジャンルが一番」と決めるのではなく、今の自分がどんな気分になりたいのかを基準に選んでみてください。
- 笑って気分を変えたい:コメディ・日常系
- 現実とは違う世界に入り込みたい:ファンタジー・異世界・SF
- スッキリした気分になりたい:バトル・スポーツ・爽快感のある作品
- ゆっくり落ち着きたい:日常・癒やし系
- 恋愛作品に没頭したい:恋愛・ラブコメ
例えば、仕事や家事のことを一度忘れて別世界へ入り込みたいなら、ファンタジーやSFなど、現実とは離れた世界観の作品が合う場合があります。
反対に、刺激の強い作品を読む気分ではないときは、日常系や穏やかな雰囲気の漫画のほうが読みやすいこともあるでしょう。
大切なのは、ストレス解消のために無理をして特定のジャンルを読むことではありません。
その日の自分が「読みたい」と思える漫画を選び、純粋に作品を楽しむことを優先してみてください。
漫画を読んで逆に疲れないための注意点
漫画は気分転換になりますが、読み方によっては逆に疲れてしまうこともあります。
特に注意したいのは、次のようなケースです。
- 続きが気になって夜更かしする
- 長時間読み続けて目や体が疲れる
- 刺激の強い作品を寝る直前まで読む
- 電子コミックへ課金しすぎて金銭的な負担になる
- SNSやレビューを見続けて作品評価に疲れる
- 「読まなければ」と義務のように感じる
特に寝る前に漫画を読む場合は、続きが気になって読み続けてしまい、睡眠時間を削らないよう注意してください。
スマートフォンやタブレットで読む場合も、「あと少しだけ」と長時間続けやすいため、時間を決めて読むのも一つの方法です。
また、気分転換のために漫画を読み始めたのに、課金額が気になって新しいストレスになってしまっては意味がありません。
無料で読める範囲を確認したり、必要な作品だけ購入したりして、無理のない範囲で楽しみましょう。
漫画は「たくさん読めば読むほどストレス解消になる」というものではありません。
自分が楽しいと感じられる範囲で読むことを優先してください。
読みたい漫画をすぐ楽しむなら電子コミックも選択肢
漫画を読んで気分転換したいと思っても、読みたい作品が手元にないこともあるでしょう。
そのようなときは、スマホやパソコンですぐに作品を探せる電子コミックも選択肢の一つです。
私自身、漫画や小説などを電子書籍で読むことがあります。
電子書籍は便利ですが、1冊ずつ購入したあとに「自分には合わなかった」と感じても、紙の本のように中古で売ることができません。
そのため私は、気になる作品ほどいきなり購入するのではなく、まず読んで自分に合うか確認できることにメリットを感じています。
漫画を探す方法の一つとして、電子書籍サービスの「Renta!」があります。
Renta!では、すべての作品に無料サンプルが用意されているため、気になる漫画を購入する前に内容を確認できます。
また、レンタルに対応している作品なら48時間レンタルすることも可能です。
すべての作品がレンタル対象ではありませんが、「久しぶりに漫画を読みたい」「何か面白そうな作品がないか探したい」というときは、まず無料サンプルから気になる作品を探してみるとよいでしょう。
まとめ:漫画は「楽しめること」を優先してよい
漫画を読むことでも、好きな作品に集中したり、物語の世界を楽しんだりすることで、日常の気分転換につながることがあります。
特に、疲れていて長い文章を読む気力がないときでも、絵とセリフで読み進められる漫画なら楽しみやすい場合があります。
ただし、読書全般を対象にした研究結果をそのまま漫画にも当てはめて、「漫画を読めば必ずストレスが解消する」と考えることはできません。
漫画を読む目的は、無理にストレスをなくすことではなく、
- 好きな作品を楽しむ
- 嫌なことから少し意識を離す
- 笑ったり物語に没頭したりする
- 自分だけの時間を作る
といった、日常の気分転換として考えるとよいでしょう。
また、夜更かししたり、長時間読み続けたり、課金しすぎたりすると、かえって負担になることもあります。
「ストレス解消のために読まなければ」と考えず、自分が読みたいと思える漫画を無理のない範囲で楽しむことが大切です。
「久しぶりに漫画を読みたい」「何か面白そうな作品を探したい」と思った方は、電子コミックで気になる作品を探してみてください。